こんなにたくさん!USBの規格や端子の種類

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パソコンにあまり詳しくない方でも、「USB」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?

たとえば携帯電話やBluetoothイヤホンの充電端子で使われていたり、デジタルカメラでもUSB端子が使われているなどで、一般のご家庭でも既に普及しているかと思います。

これだけ普及しているUSBとは、何でしょう?


USBとは「Universal Serial Bus」の略で、1996年に「USB1.0」という規格が策定されています。

端子のバリエーションはたくさんあり、先にあげたスマートフォンのケーブルでは「USB Micro-B」が、デジタルカメラなどでは「USB Mini-B」などがあります。

このほか「Type-A」「Type-B」「Type-C」があり、さらに差し込むときに上下を選ばない「USB Micro-C」などの使い勝手の良い端子も出ています。




端子はさまざまですが、規格も時代にあわせて進化しています。

冒頭の「USB1.0」以降、1998年には「USB1.1」の規格が策定され、その後「2.0」「3.0」と改定が進み、現在の最新版は「3.2」になっています。


この規格で一番大きな違いは「データの転送速度」です。

例えば「2.0」では480Mbps(1秒間に480MB)ですが、「3.0」では5GBbps(1秒間に5GB)と、短時間で通信できるデータ量が大きく飛躍しています。

注意したいのは、この大量のデータ送信が可能になるのは、数字が大きい規格に対応している機器同士である必要がある点です。

現在の普及状況としては「2.0」に対応しているPCや周辺機器が多く、「3.0」以降への対応は比較的ゆっくり進んでいるといえます。


オフィスの快適性を得るには、こうした規格の違いなども認識されると良いでしょう。

お持ちのPCや周辺機器がどの規格に対応しているか、ぜひいちどチェックしてみてくださいね!



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