機器を変えるだけでは受信できない?~4K放送対応の落とし穴~

こんにちは!

栃木県鹿沼市を拠点に防犯カメラ設置・電話回線工事等を承っております、

東邦システムサービスです。


東京オリンピック開催に向けて、高解像度なテレビ放送の規格として「4K・8K」対応が進められているのはご存知かと思います。

「横3,800×縦2,160」の解像度を持つ高画質映像が電波で配信され、各家庭のテレビで高画質な映像を受信できるようになります。




ここで問題なのは、テレビやチューナーだけ4K・8Kに対応させても、すぐに受信できないことがある点です。


BS放送とCS放送で活用されている2,070Mhzまでの帯域を使いますが、4K・8K放送では2,070Mhz~3,223Mhzまでの高周波帯域を利用しています。


高周波帯域の伝送路は「減衰が極めて大きい」という欠点を持つことから、今あるケーブルや、分配器・分岐器といった構成機器で大きく減衰してしまう可能性があるのです。


目安として、もし現状の2,000Mhzの時点で減衰が限界に近い状態でしたら、4K・8K放送では強度が不足して受信不能となります。

また同軸ケーブルが、BSやCS放送に対応した「S-4C-FB」「S-5C-FB」といった「S」が付記されているケーブルなら使用可能とされていますが、古いブースターが2,000Mhz帯域を超える帯域を増幅することを想定していない場合は、高周波帯域に対応したブースターを増設することも検討しなければなりません。


とはいえ、これらも見越して対策・設計されたメーカーもあります。

ご家庭で4K・8Kを受信できるかどうか気になる方は、ぜひ一度、東邦システムサービスまでお問い合わせください!


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